● 1970年スタート ●
大江戸捜査網は1970年10月にスタートしたテレビ東京の看板時代劇です。スタート時の主役は杉良太郎。その後、里見浩太郎→松方弘樹→並木史郎と主役は変わっていきましたが、安定した人気で約14年間続きました。1984年9月に放送が一旦終了しましたが、1990年に橋爪淳主演で新シリーズがスタート。1992年に橋爪淳主演のシリーズが終了してからは新作は作られていません。しかし、今なお、熱心なファンが沢山います。
● チームプレー ●
「大江戸捜査網」では3〜5人の隠密同心がチームプレーで事件を探索する時代劇。「死して屍拾う者なし」の過酷な定めを生きる隠密同心達が協力して、敢然と悪に挑んで行く…。このようなチームプレー形式の時代劇は放送開始当時は真新しいものでした。● 横一線シーンの元祖 ●
クライマックスの討ち入りの前に、風の吹く夜の町筋を、隠密同心たちが横一線に歩いていくシーン…バックに「死して屍拾うなし」でおなじみの名ナレーション(隠密同心心得の条)が流れるこのシーンは大江戸捜査網の最大の名物です。「横一線シーン」という「Gメン’75」を思い出す人が多いのですが、実は「大江戸捜査網」のほうが古くこちらが元祖なのです。● 女性も活躍 ●
隠密同心は3人〜5人のチームのうち、1人〜3人が女性。彼女達は決して男性同様に活躍しています。過酷な定めの中を生きなければならないのも男性と同様…。女だから…という甘えは隠密同心には許されないのです。他の時代劇は男性中心のものが多いですから、これも「大江戸捜査網」の特徴の一つと言えるでしょう。
★ オープニングナレーション ★
隠密同心、それは旗本寄合席・内藤勘解由に命を預け、人知れず人生の裏道を歩かねばならぬ宿命を自らに求めた者たちである。極悪非道の悪に虐げられ、過酷な法の冷たさに泣く、大江戸八百八町の人々をある時は助け励まし、又ある時は陰の様に支える彼ら…。しかし、身をやつし姿を変えて敢然と悪に挑む隠密同心に明日と言う日はない。